2012年11月2日金曜日

【サイエンス】日本の海底探査船がマントルに到達するかも?

CNN.co.jpより転載


(CNN) 地球の表面を覆う地殻を掘り進み、内部の「マントル」まで到達しようとする10億ドル(約8000億円)規模のプロジェクトに、科学者らの国際共同チームが取り組んでいる。日本が建造した地球深部探査船「ちきゅう」の活躍に期待がかかる。

マントルは地殻と核の間にある岩石の層。地球の質量の7割近くを占め、大陸移動や火山活動の原動力とされる物質だが、人類史上まだ実際に手に取った者はいない。生のサンプルが採取できれば地球の成り立ちを解明する鍵となり、その価値はアポロ11号が持ち帰った月の石にも匹敵するだろうといわれている。

だがマントルまで到達するためには、長さ10キロメートルもあるドリルで硬い地殻を掘り続ける必要がある。プロジェクトを率いるリーダーの1人、英サウサンプトン大学のデーモン・ティーグル氏はこれを「地球科学史上の最難関」と呼ぶ。

元記事はこちら


なお、この調査において活躍が期待される「地球深部探査船 ちきゅう」の1/700スケールモデルが、「Exploring Lab」シリーズとしてバンダイより2012年11月23日に発売される。価格は5,985円(税込)。


「地球深部探査船 ちきゅう」は、海洋地球生命科学の最先端を担う世界初のライザー式科学掘削船。全長210メートル、全高130メートルにおよぶこの巨大な探査船を1/700スケールでキット化した。外装は一部脱着することができ、中央のムーンプール付近やラボのイメージを確認可能。同スケールのヘリが付属する。


バンダイホビーサイト「Exploring Lab」


地球内部の「マントル」に到達しようだなんて、すごいプロジェクトが進んでいるんだね(マントルに到達できるのは、早くて2020年代。道のりは長い!)。
それを担っているのが、日本の探査船「ちきゅう」なんだ。興味がわいた人は、このプラモデルキットを作ってみては?

0 件のコメント:

コメントを投稿